このサイトはまだ制作中です — 載っている内容はどれも確定ではありません。いち早く知りたい方は hi@perly.io まで、そうでなければ正式な告知をお待ちください。
取得原価が答えるのは、ひとつの問いです。いま保有しているコインを、実際にはいくらで手に入れたのか。以降に計算される損益の数字はすべて、この答え方に左右されます。そして代表的な 2 つの方法である平均取得原価法と FIFO は、同じ履歴からでも異なる数字を導くことがあります。どちらかが間違っているわけではありません。
買いはすべて、ひとつのプールに注ぎ込まれます。取得原価はこのプールの合計(価格 × 数量 + 手数料を、すべての買いについて合算した額)で、平均取得価格はその合計を保有数量の合計で割った値です。売却すると、そのコインには平均取得価格が適用されます。プールは比例して小さくなり、平均取得価格そのものは変わりません。
説明のために、あえて切りのよい数字を使った例を挙げます。10 で 1 単位を買い、30 で 1 単位を買います。プールには 2 単位があり、取得原価は 40、平均取得価格は 20 です。25 で 1 単位を売ると、実現損益は 25 − 20 = 5 となり、残る 1 単位の取得原価は 20 のままです。
先に買ったものから先に売ったとみなす方法です。売ったコインは最も古く買ったものとして扱われ、その購入時の価格で計算されます。同じ例を FIFO で計算すると、売ったのは 10 で買った 1 単位なので、実現損益は 25 − 10 = 15、残る 1 単位の取得原価は 30 になります。取引は同じでも、実現損益と含み損益の配分が変わります。合計は同じですが、利益がいつ表に出るかが変わるのです。
ご自身の状況を把握するためであれば、平均取得原価法のほうが実感に近いことが多いでしょう。何年もかけて積み上げてきた保有分は、ひとつのポジション、ひとつの平均、上回るべきひとつの数字として捉えられるのが普通だからです。税務については、答えはお住まいの国や地域の制度によってまったく異なります。FIFO を義務づけるところもあれば、平均取得原価法を認めるところ、個別法を認めるところもあります。Perly は税務ソフトではなく、ここに書かれた内容は税務上の助言ではありません。適用される規則に詳しい専門家にご相談ください。
Perly は平均取得原価法で計算します。計算を担うのは純粋な会計エンジンで、エントリーを編集するたびに、取引履歴からポジション全体を導き直します。過去の日付で入力したエントリーも同様です。エントリーは入力した順ではなく、約定した順に処理されるためです。手数料は、買うときには取得原価に含まれ、売るときには売却代金から差し引かれます。ご自身の数字を確かめてみませんか。まずは 履歴のエクスポート から始めてください。
© 2026 Perly. 無断転載を禁じます。